法人について


理事長 田中 亨(たなか とおる)

 

この法人は、2005年11月に中小企業、地域経済を支援する出資・融資母体として創立した地域資源ネットワーク愛知(以下「同会」という)を母体とし、2015年に設立しました。

同会は、「人・もの・金・情報という地域資源を有効に活用し、中小企業の仕事起こし、仕事回しを推し進め、地域内資金循環のしくみつくりに貢献し、会員の事業と活力ある地域づくりを支援すること」を目的とする組織として、創立以来、中小企業家と市民、地域のための金融のしくみとして「コミュニティバンク」づくりに取り組んでまいりました。

「新製品開発」など既存の銀行からは融資を受けることが難しい案件に対して、融資実績は総額700万円を超える融資を実施できました。

しかし金融情勢の変化などの理由により、「コミュニティバンク」の推進が困難になる中、2011年3月の東日本大震災と福島第一原発の事故以来、会員の中の多くが自然エネルギーに対する関心を高め、同会で自然エネルギーの普及活動に取り組むようになりました。 

同会はその後、自然エネルギーに関する講演会やフィールドワークを主催、共催してきましたが、今後自然エネルギーの普及事業をさらに発展させるためには法人格の取得が不可欠であると考え、組織をNPO法人化するに至りました。

法人の中心的な事業は、自然エネルギーの普及事業です。自然エネルギーは環境の保全に役立つのはもちろん、エネルギーの地産地消を行うことにより、経済活動の活性化まちづくりの推進農山漁村又は中山間地域の振興に、大いに貢献するものと考えています

 


構成メンバー(理事一覧 あいうえお順)

 

●石井 正己(東海EC株式会社代表取締役会長

 

●井内 尚樹(名城大学 経済学部教授)

 

信濃工業株式会社(代表取締役 江尻 富吉)

 

●遠州尋美(大阪経済大学 経済学部教授)

 

おひさま自然エネルギー株式会社(平沼 辰雄、佐藤 典生、大野 克良、谷口 彰)

 

●小島 高志(鶴舞総合法律事務所 弁護士)

 

●田中 亨(みやび苑・田中政商店社長 当法人代表理事)

 

●長谷川 清(東海EC株式会社 顧問

 

●平沼 辰雄(株式会社リバイブ会長 中小企業家同友会全国協議会地球環境委員長

 

●三林 新栄(J-MACS税理士法人理事長 税理士)

 

※会員を随時募集しています。詳しくはページ下段のパンフレットをご覧ください。

 

日経スペシャル「ガイアの夜明け」2008年5月13日放送 “新銀行”失敗の真相~中小企業を救う金融とは?~ 

に、コミュニティバンクとしての活動が放映されました。 

 <内容概略>

今年3月、東京都民の非難を浴びる中、経営危機に瀕する「新銀行東京」への400億円の追加出資、つまり税金投入が決まった。石原慎太郎知事が「都の信用力をもとに、中小企業に生きた資金を提供する」とうたって立ち上げた新銀行。毎月の資金繰りに苦労する中小企業を救うのが目的だった。しかし、開業からわずか3年にして経営に行き詰まってしまった。その真相を探る。
そして、期待された新銀行が失速する一方で、中小企業の倒産は2007年、4年ぶりに1万4000件を超えた。融資を受けられず資金繰りに苦しむ中小企業もいまだに多いのが現実だ。
そんな中、名古屋では中小企業の経営者たちが自ら立ち上がり、資金を出資し合って「銀行」を作った。「コミュニティバンク」という新たな試みだ。無担保を原則に融資していくのだが、カギとなるのが融資審査。問われるのは、融資先の“人となり”や“事業に対する本気度”などを同じ経営者の目線で“目利き”できるかどうかだ。
日本にある会社の実に94%が中小企業。資金調達に追われることが多い中小企業のための金融はいったいどうあるべきなのか、その最前線を追う。

詳しくは番組バックナンバーへ➡

 


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